SWGシリーズ

使用条件範囲

使用及び適用 ガス分析用サンプルガスの除湿
SWG-A01 シリーズ 
入口流体温度 PP シリーズ -15 ~ + 80℃ (凍結なきこと) 除湿性能を維持する為に、
入口流体温度(Tinlet)と周囲温度(Tambient)の
差を低くし、次の範囲でのご使用を推奨します。
| Tinlet - Tambient | ≦5℃
KF シリーズ -15 ~ + 100℃ (凍結なきこと)
周囲温度 PP シリーズ -15 ~ + 80℃ (凍結なきこと)
KF シリーズ -15 ~ + 80℃ (凍結なきこと)
入口流体
圧力範囲
  • 供給ガス:-0.04 ~ 0.5MPa (Gauge) at 25℃

    上記圧力範囲は中空糸乾燥状態での値です。
    中空糸湿潤状態やご使用温度により
    右記グラフのように変化いたします。

パージガス: 0~ 0.05MPa(Gauge)
SWG-035,100 シリーズ 
入口流体温度 PP シリーズ
PS シリーズ
SS シリーズ
-15 ~ + 60℃ (凍結なきこと) 除湿性能を維持する為に、
入口流体温度(Tinlet)と周囲温度(Tambient)の
差を低くし、次の範囲でのご使用を推奨します。
| Tinlet - Tambient | ≦5℃
周囲温度
入口流体
圧力範囲
  • 供給ガス:-0.04 ~ 0.5MPa (Gauge) at 25℃

    上記圧力範囲は中空糸乾燥状態での値です。
    中空糸湿潤状態やご使用温度により
    右記グラフのように変化いたします。

パージガス: -0.04 ~ 0.05MPa (Gauge) at 25℃

注)本グラフは、中空糸のパージガスライン圧力をほぼ大気圧にて使用した場合です。中空糸膜の湿潤状態や凝縮水の混入により、使用可能圧力は変化します。
パージガスラインを負圧又は加圧下にてご使用される場合は、販売店又は当社までご相談ください。

標準仕様

型式 継手材質 標準流量
L/min
(. ANR)
長さ 継手サイズ 質量
gf
全長
mm
パージ口間
mm
供給ガス
入口/出口
パージガス
入口/出口
SWG-A01-03/PP PP ~2 390 300 Ø6.35mm
(Ø1/4inch)
Ø6.35mm
(Ø1/4inch)
40
SWG-A01-03/KF PVDF 55
SWG-A01-06/PP PP 690 600 50
SWG-A01-06/KF PVDF 65
SWG-A01-12/PP PP 1290 1200 75
SWG-A01-12/KF PVDF 90
SWG-A01-18/PP PP 1890 1800 100
SWG-A01-18/KF PVDF 115
SWG-A01-24/PP PP 2490 2400 125
SWG-A01-24/KF PVDF 140
SWG-A01-36/PP PP 3690 3600 175
SWG-A01-36/KF PVDF 185
SWG-035-06/PP PP ~4 714 600 Rc1/4
(NPT1/4)
Rc1/8
(NPT1/8)
240
SWG-035-12/PP PP 1314 1200 350
SWG-100-03/PS PP ~12 414 300 1000
SWG-100-03/SS SUS316 1200
SWG-100-06/PS PP 714 600 1200
SWG-100-06/SS SUS316 1450
SWG-100-12/PS PP 1314 1200 1680
SWG-100-12/SS SUS316 1925

ご使用にあたって

供給ガスについて

  • 供給ガス中のドレンや異物などを取り除くために、供給ガス入口配管に濾過度5μm以下のフィルターを設置してください。
  • 給油式圧縮機ラインに使用する場合には、供給ガス入口配管に濾過度0.3μm以下 (95%捕集粒径) のオイルミスト分離器を設置し、オイルミスト濃度を1mgf/Nm3としてください。
  • 供給ガスは清浄なものとし、ゴミ、腐食性ガス、有機溶剤、化学薬品などが混入しないようにしてください。
  • 減圧弁をご使用の際には、除湿効率を高めるために、乾燥ガス出口側に設置することをお薦めします。

パージガスについて

  • 中空糸膜を透過した水蒸気を排出するために、生成した乾燥ガスの一部、もしくは外部から供給した乾燥ガスを中空糸の外側に流します。このガスを『パージガス』といいます。
    • パージ出口は大気開放、または減滅とします。
    • パージガスあるいはサンプルガスの排気は、除害設備あるいは安全な場所へ排気してください。
    • パージ流量調整弁は、必ずパージガス入口の上流側に設置してください。

接続例

サンプルガスの全量をパージガスに使用

  • サンプルガス流量が少ない場合に有効です。
  • パージガスを分析計経由で利用するため、分析機器側の圧力損失を考慮の上、供給圧力等をご検討ください。

生成ドライサンプルガスの一部をパージガスに使用

  • サンプルガス流量が多い場合、供給圧が高い場合に有効です。

パージ用ガスが別途供給される場合

  • 計装用空気あるいは乾燥窒素ガス等がご用意できる場合に有効です。
  • 使用例1、2よりも比較的に元圧が低い場合でも、安定した除湿性能が得られます。
  • パージガスの乾燥度により、除湿性能は異なります。

真空ポンプによる減圧例

  • 真空ポンプを使用した減圧例は下の図をご覧ください。